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ガラス屋の日常⑩|ガラスは今も進化している?実は性能が上がることも

ガラス屋の日常⑩|ガラスは今も進化している?

ガラスは昔から同じように見えますが、実は今も少しずつ改良されています。

割れたガラスを交換するだけでも、以前より性能が上がる場合があります。

昔のガラスと現在のガラス性能の違いを説明するガラス屋のイメージ

ペアガラスも少しずつ性能が上がっています

ペアガラスは、昔からある断熱ガラスの一つです。

ただし、同じように見えるペアガラスでも、現在の製品ではガラスの構成や部材が改良されていることがあります。

例えば、10年以上前のペアガラスを割れ替え交換する場合、現在の後継品で製作することで、以前より断熱性能が良くなるケースもあります。

熱貫流率が良くなっていることも

断熱性能を見るときに使われる数値の一つに、熱貫流率があります。

熱貫流率は、熱の伝わりやすさを表す数値です。数値が小さいほど、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いと考えられます。

ペアガラスのシリーズがリニューアルされることで、昔の仕様より熱貫流率が良くなっている場合もあります。

見た目は同じでも、中身が変わっていることがあります

ペアガラスは、見た目だけでは性能の違いが分かりにくいガラスです。

しかし実際には、Low-E膜の性能、ガラスの組み合わせ、スペーサーなどが改良されていることがあります。

そのため、同じような交換に見えても、現在品で製作することで断熱性や結露対策につながる場合があります。

単板ガラスも変化しています

1枚ガラスの単板ガラスも、昔とまったく同じではありません。

昔は、梨地ガラス・銀河・モールガラスなど、さまざまな模様入りガラスが使われていました。

現在は模様入りガラスの種類が少なくなり、よく使われるガラスにラインナップが絞られています。

種類が減ったことで品質が安定した面もあります

模様入りガラスの種類が少なくなったことは、見た目の選択肢が減ったという意味では少し残念な部分もあります。

一方で、種類を絞ることで品質を均一にし、安定したガラスを流通させやすくなった面もあります。

複雑な模様や凹凸が少なくなることで、衝撃の起点になりやすい部分が減り、割れにくさにつながっている可能性もあります。

同じガラス交換でも、昔より良くなることがあります

ガラス交換というと、「割れたガラスを同じように入れ替えるだけ」と思われることがあります。

しかし実際には、現在の後継品や現行品で製作することで、以前より性能や品質が良くなる場合があります。

見た目では分かりにくい部分ですが、ガラスは今も少しずつ進化しています。

割れたガラスの交換や、断熱性を考えたガラス交換をご検討の際は、現地の状況を確認したうえで最適な方法をご提案いたします。

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