サッシ持ち込み対応にてガラス交換修理のメリット・デメリット

本日は、お客様からサッシ持ち込み対応してもらいと、お問い合わせを頂きご対応させて頂きました!

↑こちらの写真は、実際に持ち込み頂いた腰高窓のガラス交換をした後、お客様の荷台に載せたようすです。

できれば、持ち込み頂く際は、養生毛布を敷くなり、スタイロフォームで窓サッシをサンドイッチして養生するなどが望ましいですね。ガラス修理したは良いものの、車の荷台に窓サッシを平置きした状態で、帰宅途中の車の振動で割れてはかえって費用がかかってしまいますから。

※当店は養生等は各自お客様にお任せしております。

ガラス屋さんにサッシ持ち込みガラス交換してもらう際のメリット・デメリットについて

ところで、ガラス屋さんにサッシ持ち込みして、ガラスの交換修理をしてもらうにもメリットやデメリットがございます。

メリット:ガラス交換費用が安く済む

まず、最大のメリットはガラス交換費用が安く済む点です。通常、自宅に来てもらいガラス交換してもらうと、出張費用が発生します。出張費用が発生しない分、お安くなる点はメリットです。また、窓の脱着作業がない為、その分いくらかお安くしてもらえる場合があります。ちなみに当店の場合は通常のガラス交換でも、市内であれば出張費用は発生致しません。

デメリット1:運搬中にガラスを割ってしまう場合がある

ガラス屋に持ち込みガラス交換してもらった後は、お客様の車の荷台に積まないといけません。

当然ですが、お客様の荷台はガラスやサッシを運搬できるように馬が載っていませんから、非常に不安定な状態でサッシを積み帰宅することになります。当然、帰宅中に車の振動でガラスが割れても、ガラス屋さんは保証してくれません。デメリットが大きいですね。

デメリット2:サッシ窓の脱着を自分で行う必要がある

ガラス屋さんにサッシを持ち込む場合、割れたサッシ窓ガラスをテープで養生して、窓をサッシレールから脱着する必要があります。この際に、慣れてない方だと窓を落として破損したり、レールがキズ付いたり、最悪の場合は自分や他人が怪我する事態に繋がることも考えられます。窓の脱着にも、リスクがあるという事は十分に理解しておく必要がありますね。

デメリット3:コーキング対応してもらえない

これはどういうことかと言いますと、ガラスも窓枠にグレイジングチャンネルというパッキンで固定されている場合もあれば、コーキングで接着されている場合もあります。コーキング施工の場合は、ガラスの四方隙間をコーキング材で充填する必要があり、コーキングが固まるまで24時間は放置したいところです。とはいえ、1日お預かりはガラス屋からすると手間ですし、お客様のお家も窓がない間に防犯上何かあってはいけませんので、預かり対応はできない訳です。

さらにいうと、コーキング作業は、窓障子がレールに建て込まれていて垂直になっていないと綺麗になりません。つまり、窓障子がサッシレールに嵌め込まれた状態でコーキング作業をするのが望ましいということです。よってコーキングが必要な窓サッシを持ち込まれても、ガラス屋がご対応できない場合があります。

結論:来てもらってガラス交換してもらう方が安全です。

上記の理由から、ガラスが割れた際はガラス屋を呼んで来てもらった方が早いという訳ですね。ガラス屋からすると、暇をしていれば持ち込み対応は楽なんですが、忙しい時期は作業員を営業所内から出せない時間が発生する為、急な依頼に対応できなかったりしますから、総合的にみると実はコストがかかったりします。

なのでガラス屋さんによっては持ち込み対応ができない場合もありますし、しない場合もあります。当店はなるべくお客様のご要望にお応えしたい為ご対応しておりますが、お客様にとって、メリットよりデメリットが大きいのでは?と感じます。

また私個人としては、持ち込み対応後はいつも、お客様が無事ガラスを割らず帰路に着かれたか心配になりますね。

例えば、フィルム張り専門業者の方が、お客様の変わりにサッシ窓障子を外して当店に持ち込み、当店でガラス修理後フィルム業者さんでフィルムを張りお客様のところへお持ちする、というのはメリットがありますね。そういった業者さんでしたらトラックの荷台に馬等乗せているでしょうから、運搬の際の心配もいりませんから。

お持ち込み対応は上記のメリット、デメリットをご了承頂いた上でご依頼頂けますと幸いです。

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