宇部市で玄関引戸の枠ごと交換|斫り工法が必要になるケースを解説
宇部市で、玄関引戸が重い、途中で引っ掛かる、鍵が掛かりにくいといった症状にお困りではありませんか。
戸車や鍵の調整だけで改善する場合もありますが、玄関引戸を支えているサッシ枠自体が大きく歪んでいる場合は、部分修理だけでは正常な状態に戻せないことがあります。
そのような現場では、既存枠の上から新しい枠を取り付けるカバー工法ではなく、古い枠を撤去して新しいサッシ枠を設置する斫り工法を選択することがあります。
MADOSUKEガラス店では、宇部市を中心に、玄関引戸交換・玄関ドア交換・窓サッシ交換などの工事に対応しております。
このページでは、玄関引戸の枠ごと交換する斫り工法について、既存枠の撤去から新しい引戸の設置まで、施工写真を交えながらご説明します。
玄関引戸の斫り工法とは
斫り工法とは、建物に固定されている既存の玄関引戸枠を撤去し、新しいサッシ枠を開口部へ取り付ける交換方法です。
古いサッシ枠を残さないため、長年の使用や建物の動きによって枠が変形している場合でも、開口部の状態を確認しながら新しい枠を設置できます。
ただし、既存枠の上から施工するカバー工法と比べると、枠の切断や下レールの撤去、新しい枠の組立てなどが必要になるため、施工工程は多くなります。
外壁や床との取り合いによっては、モルタル補修や周辺部の仕上げ作業が必要になることもあります。
枠ごとの交換を検討する主な症状
玄関引戸に次のような症状がある場合は、戸車交換や建付け調整だけでなく、サッシ枠の状態まで確認する必要があります。
- 引戸が途中で引っ掛かり、スムーズに動かない
- 戸先と枠の間に大きなすき間ができている
- 鍵の位置が合わず、施錠しにくい
- 下レールが沈んでいる、または大きく傷んでいる
- サッシ枠に腐食や著しい変形が見られる
- 既存枠を残すと新しい引戸が正常に納まらない
扉の動きが悪いからといって、必ず玄関引戸全体を交換するわけではありません。
現地で戸車、レール、鍵、引戸本体、上枠や縦枠の状態を確認し、調整や部品交換で改善できるのか、枠ごとの交換が必要なのかを判断します。
既存のランマ枠とサッシ枠を切断する
斫り工法では、まず玄関引戸本体やランマ部分を取り外し、既存のサッシ枠を撤去できる状態にします。
建物へ固定された枠は、そのままでは取り外せないため、サンダーなどを使用して複数箇所に切り分けます。
切断する位置や順番を誤ると、周囲の外壁や内装を傷める可能性があるため、既存枠の固定方法を確認しながら作業を進めます。
下レールと古い枠を撤去する
上枠や縦枠を切断した後は、建物側の状態を確認しながら古いサッシ枠を取り外します。
玄関引戸の下レールは、モルタルやコンクリートに埋め込まれていることがあるため、ハンマードリルなどを使用して周囲を斫りながら撤去します。
外壁や玄関土間を必要以上に壊すと、補修範囲が広がってしまいます。
そのため、既存枠が固定されている部分を見極め、できるだけ周辺の仕上げを残しながら取り外すことが重要です。
開口部に合わせて新しい枠を組み立てる
既存枠の撤去後は、開口部の幅や高さ、床の水平、柱側の垂直などをあらためて確認します。
新しい玄関引戸枠は、上枠・縦枠・下枠などが分かれたノックダウン状態で搬入されるため、現場で順番に組み立てます。
組み立てた枠を開口部へ仮設置し、建物とのすき間や固定位置に問題がないかを確認します。
既存枠を利用するカバー工法とは異なり、新しい枠を建物側へ直接納めるため、枠の位置決めが引戸の動きや仕上がりを左右します。
枠の水平・垂直・対角を調整する
玄関引戸は横方向へ動くため、下レールの水平が正しく取れていないと、扉が勝手に動いたり、途中で重くなったりする原因になります。
また、左右の縦枠が傾いていると、戸先側にすき間ができたり、鍵の受け金具と位置が合わなくなったりすることがあります。
スペーサーなどを使用しながら、水平・垂直・枠の対角寸法を確認し、引戸が正しく動く位置へ調整します。
枠の位置が決まった後にビスで固定し、下枠まわりは必要に応じてモルタルを使用して安定させます。
引戸本体を建て込み、開閉と施錠を調整
新しい枠の固定後、引戸本体をレールへ建て込みます。
引戸を取り付けただけでは、左右の高さや戸先の当たり方、鍵の位置が完全に合わない場合があるため、戸車や金物を調整します。
- 引戸が軽く動くか
- 枠へ均等に当たっているか
- 中央部分に不自然なすき間がないか
- 鍵が無理なく掛かるか
- 戸車がレールから外れないか
これらを確認し、日常的に問題なく使用できる状態へ仕上げます。
玄関引戸交換の施工前・施工後
施工前の玄関引戸を枠ごと撤去し、新しい玄関引戸へ交換しました。
斫り工法はカバー工法よりも施工工程が増えますが、既存枠の歪みを残さず、新しい枠を設置できる点が特徴です。
カバー工法と斫り工法はどう選ぶ?
玄関引戸を交換する際は、最初から斫り工法に決めるのではなく、既存枠の状態や希望する仕上がりに合わせて施工方法を選びます。
カバー工法が向いているケース
- 既存枠に大きな歪みや腐食がない
- 外壁や玄関土間の解体を抑えたい
- 工事日数をできるだけ短くしたい
- 開口寸法が多少小さくなっても問題がない
斫り工法を検討するケース
- 既存サッシ枠の変形が大きい
- 下レールまで新しく交換する必要がある
- 既存枠を残すと新しい引戸が納まらない
- 枠の腐食や傷みが進行している
- 開口寸法をできるだけ確保したい
カバー工法の方が必ず優れている、斫り工法の方が必ず丈夫ということではありません。
建物の状態に適した方法を選ぶことが、玄関引戸を長く正常に使用するために重要です。
玄関引戸が動きにくい場合は枠の状態も確認
玄関引戸の開閉不良は、戸車の摩耗やレールの汚れだけでなく、サッシ枠の歪みが原因になっていることがあります。
無理に開閉を繰り返すと、戸車や鍵へ負担が掛かり、症状が悪化する可能性もあります。
特に、扉の上部や下部が枠へ強く当たる、鍵の位置が急に合わなくなった、引戸がレールから外れそうになるといった場合は、早めの点検をご検討ください。
宇部市の玄関引戸交換はMADOSUKEガラス店へ
MADOSUKEガラス店では、宇部市で玄関引戸交換、玄関ドア交換、窓サッシ交換などのご相談を承っております。
玄関引戸が重い、鍵が掛からない、下レールが傷んでいる、既存枠が歪んでいるなど、現在の状態を確認したうえで施工方法をご案内します。
既存枠を利用したカバー工法で対応できる場合は、外壁や床の解体を抑えた工事をご提案します。
枠の変形や腐食が大きく、カバー工法では正常に納まらない場合は、今回ご紹介した斫り工法を含めて検討いたします。
玄関引戸の修理で対応できるか、全体交換が必要か分からない場合も、お気軽にご相談ください。
