本日は宇部市明治町にてダイワハウスの窓に入っている網入りガラスを交換修理しました!

今回ガラス交換したダイワハウスの腰高窓は、換気孔が付いている窓です。通常、サッシの換気孔はその部分だけが分解取り外しできるようになっていることが多いですが、ハウスメーカーや製造年代によって造りが異なります。今回のダイワハウスAは換気孔が障子に一体式となっている為、換気孔は取り外しできない構造ですね。換気孔の溝や段差部分に埃が溜まりやすいので、軽く清掃しておきました。

グレチャンが傷んで裂けていた為、これでは雨水がパッキン裂け目から入り込み、網入りガラスのワイヤー部分が錆びる恐れがあるので、古いパッキンは替えます。パッキン替える前にガラス溝開口を測ります。開口は10mmですね。ガラスが網入りガラスなので、ガラス厚み6.8mmの10mm開口用グレチャンが必要になります。通常、住宅サッシのガラス溝幅は9mm開口が一般的ですが、これもメーカーによってかわります。だからといって、全ての開口に合わせてグレチャンを用意して現場ごとにもっていくのは手間と費用がかかります。いつも車に積んで6.8mmグレチャンは9mm開口用のため、これではグレチャンと開口に隙間が出来てしまい、グレチャンがサッシに入り込み雨水が入り込むことになりかねません。

こういうときは、ガラス厚み5mm用の9mm開口を6.8mmに代用します。要は、6.8mmのガラスが分厚いため、6.8m用のグレチャンは薄い作りになっている訳です。グレチャンが分厚いと厚みのあるガラスがガラス溝幅開口に入らないからです。であれば、ガラス厚み5mm/9mm開口用の分厚いグレチャンを6.8mmのガラスに付けることで、10mm開口の隙間を埋めることができる訳です。ガラス屋ならではの裏技ですね。

このように、ピッタリグレチャンが納まり、ガラスが綺麗に交換できました。
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