本日は勝手口の型板ガラスを修理交換しましたので事例紹介したいと思います!工程ごとに写真を載せて、実際現場では、どのようにガラス交換しているか含めて解説ご紹介できたらと思います。
お客様が養生してくれていましたので、そのままドアを外していきます!

お客様のご自宅の前は通行の多い一方通行の道路沿いですから車を停める訳にもいきません。ですのでパーキングにとめた車まで勝手口ドアを持ち運び、車から作業台を出して、パーキング内で周囲の迷惑にならないよう細心の注意を払いながら、作業台の上で素早くガラス交換していきます。

勝手口ドアの上框のビス隠しを取ります。

ホールにドライバー差し込みサッシビスを取り外します。

勝手口ドアはビスを締めても枠が歪まないように、ワッシャーの代わりに補強プレートが入っています。補強プレートとビスはワンセットでのけておきます。

これで上框が外せるようになりましたので、框分解していきます。

車からガラスを出して、ガラスをカットしてグレチャンを巻きます。

勝手口ドアのガラス交換方法は、縦框を外す場合と上框を外してガラス交換方法がありますが、当店は作業効率を考えて勝手口ドアは上框を外し、ガラスに吸盤を付けて、そこからガラスをスライドしてガラス溝に嵌め込みます。この方法が一番楽なんですよね笑

滑らせるためにガラス溝にシリコンスプレーを吹いておきます。ちょっとしたコツです。

グレチャンの切れ目は上框の上にきているか、ガラスの向きは合っているか確認します。OKなら框を組み立てます。

吸盤跡が付いているので、ガラスクリーナーをガラス面に吹きかけ、清掃を兼ねて吸盤跡は消えるように綺麗にウエスで拭き取ります。

勝手口ドアを枠に持っていき、丁番をビスでとめて勝手口ドアを吊り込みます。旗丁番なら勝手口ドアの脱着は、ドア本体を上に持ち上げるだけで外せますが、儀星丁番は丁番ビスを取らないとドアの脱着ができないので大変です。

コツはドアの下に足を入れて、つま先でドアを持ち上げながらドア側丁番のビス穴と枠のビス穴高さを合わせるのがコツですね。

勝手口ドアのガラス交換が完了しました!
以上のように勝手口ドアのガラス交換をしております。下側のアルポリックの交換もできますので、傷んで気になる場合は当店にお任せください!
