宇部市の皆さんこんにちは!窓助ガラス店です!
昨日は風が強かったですね〜。そのせいか、昨日の夕方ガラス交換のご依頼を頂き、本日お伺いとなりました。お客様から「グーグルマップでみたら家から近かったので、電話したんですよ〜」と、ありがたいお話しを頂きました。
ですが元々お伺いする予定だった従業員がお休みになり、急遽予定変更で代表者の私がお伺いさせて頂きましたので、少しびっくりされていました笑
当店は小さな会社ですから、私も率先して作業に出ておりますよ〜。
ところで、午前中にガラス交換してきまして、事務所に戻り記事を書いているところですが、雨が酷くてもガラス交換はできるのでしょうか?というテーマでお話しさせて頂きます。結論、大変ですが、できます。
ですが条件があります。
ひとつは、コーキング施工の必要がない、グレチャン納まりであること。
もう一つは、車がハイエースなどでリアゲートが雨よけになることです。
この2つの条件が揃えば、雨の日でもガラス交換は可能です。

ひとつ目の理由について簡単にご説明しますと、通常の一般木造住宅のガラス交換では、ガラスのフチにグレイジングチャンネルというゴムパッキンが巻いてあります。グレチャンがガラスとガラス溝の隙間にフィットしてガラスが固定され、気密や防水をしている訳です。
ですが、マンションなどのビルのガラス交換では、ガラスと枠のガラス溝の隙間をコーキング材で充填、接着し隙間を埋めることで、ガラスを枠に固定していることが多いです。その場合、雨の日はコーキング材がガラスに十分に密着しない為、作業を避けるべきなんです。

もうひとつの理由についてご説明しますと、出張ガラス交換の際には、車から作業台を出して、馬と呼ばれるガラスを運搬する荷台からガラスを取り出し、現場のサッシサイズに合わせて、3×6尺の規格サイズのガラスからカットします。雨ですと、まあ濡れます笑
ガラスが濡れるとガラスカッターの刃は滑りますし、マジックペンでけがいても雨で消える為、作業性や効率性は悪いです笑
ですがハイエース等のリアゲートが上がるタイプの車の中を改造して、車の中に馬を作り雨に打たれることなくガラスを運搬し、現場で作業台を出してリアゲートを上げて雨よけしながらの作業であれば、雨の日でもガラスを切れますし、ガラス交換が可能です。勿論、横殴りの雨風では多少ガラスが濡れますが、都度水滴を拭きながら作業はできます。
ちなみに、雨の日はマジックペンが使えない為、スケールでガラスカットする位置を出して、その位置でガラスカット用の滑り止めのゴム定規を置いて、カットしますので、効率は悪いですし、時間がかかることはご容赦くださいね。その2つの条件を満たせば、雨の日にガラスが割れても、当日ガラス交換修理ができるのですね。

余談ですが、規格サイズから切って余ったすりガラスや型板ガラスは、雨に濡れて汚れた場合、当店は捨ててます。勿論、切り余ったガラスでも、次回の現場でサイズが合えば使えることもありますが、型板ガラスや摺りガラスは片側がザラザラしていますから、PM2.5や黄砂が混じった雨に濡れると、細かい汚れが付いて完璧に綺麗にならないことがあります。型板ガラスは雨に濡れても使えないほど汚れることはめったにありませんが、すりガラスは一度汚れると、拭いたら拭き跡が残る為、再利用はできません。
ということもあり、できれば、ガラス屋の都合ではありますが、ガラス修理のご依頼は雨が降ってない日が望ましいです笑
とはいえ、ガラスが割れたままだと雨水も入りますし防犯上も良くないので、どうしても、という旨お伝え頂ければ、当店は雨の中、風の中、飛んでガラス交換に参りますのでお気軽にお問い合わせ願います。
どうぞこれからも、窓助ガラス店を宜しくお願い申し上げます。