妻崎開作の掃き出し窓カスミガラス4mm交換修理施工事例
宇部市のみなさんこんにちは!窓助ガラス店です!本日は妻崎開作にてカスミガラス4mmの交換を行ないました!
既存のガラスは日本板硝子で昭和63年に製造されたつづれという昭和型板ガラスです!つづれは4mmと2mm厚みのガラスになりますが、現在はどちらも廃盤になっているため、同じく日本板硝子の型板ガラスのカスミに交換しました!

昭和ガラスはたくさんの柄模様のパターンがあります。その中のいくつかはオーダーガラスで似たような模様のガラスを取り寄せできます。ですがオーダーなので量産のガラス板と違い価格も割高で納期もかかります。その為ほとんどのお客様は昭和ガラスが割れた場合、現在の型板ガラスに交換されています。

↑こちらが現在の型板ガラスですね。現在の型板ガラスは少し透け感があります。昭和型板ガラスはわりとぼかしの要素が強かったような、目隠し効果の高いガラスでした。
現在の型板ガラスの特長は、夜に部屋の明かりを付けてカーテンをしないと、透けます。昼間は透けませんが、ガラスとの距離によっても透け感は変わります。型板ガラスに近ければ近いほど透けますし、遠ければ遠いほどぼやけて見えません。
再度昭和ガラスのようなデザイン性の高いガラスがたくさん復刻されれば良いのですが、残念ながら昨今、ますますガラスが廃盤になっています。3年前に梨地ガラスというデザインガラスも廃盤になりました。ガラスの割れ替え修理でしかほとんど出ないガラスは、製造コストのわりに利益が出ないのでメーカーも製造中止していくのだと思います。今は新築住宅はペアガラスが入っていることがほとんどですから、そのうち単板の型板ガラスも製造中止になる日がくるのかもしれませんね。
ありがとうございました!
