宇部市の皆さんこんにちは!窓助ガラス店です!
本日は法人様の倉庫の開きドアガラス交換を行ないました!ガラスに線が入っていますが、これは縦に線が50mm間隔で入っているパターンなので、ユニワイヤーガラスという飛散防止機能がある縦網入りガラスです!
現在は縦網入りガラスは防火ガラスではなく、ただ飛散防止効果のあるデザインガラスですから、割れ替えするガラスは網入りガラスでなくてもかまいません。
とはいえ、飛散防止機能があった方が良いというお客様のご希望もあり、全く同じガラスに交換しました!
※現在はヒシワイヤー(網目20mm間隔)やクロスワイヤー(網目13mm間隔)の網目の細かい2つの網入りガラスのみ防火ガラスとして使用できます。その2種類のガラスの設置場所が延焼部分にあたる場合、割れたら原則同じガラスに割れ替えしなければ消防法にひっかかる場合があります。
少し細かい話しをしてしまいましたが、開きドアのユニワイヤーガラスをどのように交換したのかご紹介していきたいと思います!
縦額付きドアの霞ユニワイヤーガラス6.8mm交換修理事例

写真のようにドアに縦額が入っている場合、たいてい額縁にビスが付いています!こちらのビスを外し、額縁とガラスを接着しているコーキングをカッターナイフでぐるっと切り込みを入れると額縁は外れます!カッターでコーキングを切るのがまた気持ちいいんです笑
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こちらが額縁を外して、新しくガラスを入れ替えた写真です!ガラスの下や左右にはセッティングブロックというゴム材をかませて、ガラスが動かないように、またガラスが入る箇所のアルミ枠がキズつかないようにしています。
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ガラスが外れないように額縁を付け直して、額縁とガラスの間の隙間にバックアップ材をかませてガラスを固定します!霞ガラスはザラザラ面が室内側にくるようにセッティングしています。というのも、霞ガラスのザラザラ面が汚れやすいため、ホコリや汚れが舞いにくいザラザラ面を室内側にして、ホコリが舞いやすい室外側にツルツル面を向けることで、極力ガラスを綺麗に保っている訳です。
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ガラスと額縁の四方の縁の隙間には、マスキングテープをぐるっと一周づつ室内側ともに貼って、コーキングをしていきます!コーキングをすることで気密と防水、そして接着固定ができる訳ですね。ちなみにコーキング材のなかった昔は金属パテで固定していたようですが、今は年に数回、金属サッシのガラス割れ替えでコーキングに打ち替えることがあるくらいで、たいていコーキングで収まっている場合がほとんどです。
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コーキング材をコーキングヘラで空気が入らないように綺麗にならして、マスキングテープを剥がしました。コーキングしたばかりのドアは、開閉の際の振動によりコーキングに切れ目ができたり隙間ができる為、1日は動かさないようにするのが望ましいです。コーキングが固まりにくい冬場は、アルコール入りの防カビ材でコーキング施工し、早めに固まるようにすることもあります。
これで額付きドアの霞ユニワイヤーガラスの交換修理が完了しました!
今日もありがとうございました!