こんにちは!10月になり、ぼちぼち涼しくなり、体力ゲージがオレンジから緑に息を吹き返しはじめた窓助ガラス店です。
本日は勝手口ドアのペアガラス交換についてご紹介していきたいと思います!
以前にも勝手口ドアのペアガラス交換事例はブログにあげてはおりますが、それとは別パターンのガラス交換方法になりますね。

↑こちらの記事では、ドア脱着する必要のない押し縁納まりのガラス交換方法でしたが、今回はドア全分解が必要なガラス交換方法になります。



ドア全分解が必要なペアガラス交換の際は、全てバラしてガラス厚みや空気層を確認する訳にはいかないため、サッシメーカー、ラベル、ガラス刻印を参考にガラス構成を確定していきます。今回はアルゴンガス入りlow−eグリーンのガラス、高断熱な仕様の良いガラスです。
施工方法は、ガラスをみてガラスの納まりを確認して確定します。ガラスをみればパッキンでおさえているのか(押し縁納まり)、パッキンで巻いているのか(ドア全分解作業)、コーキングで接着しているのか(押し縁orドア全分解作業)が分かりますが、見た目が同じドアはたくさんありますから、その違いはガラス屋でないと判断が難しいところです。

通風ドアは上下の窓部分とドア枠はワイヤーやギアで連動していますから、ドア枠を分解したらワイヤーの連結を外していく必要があります。

窓の障子部分だけ外して分解し、割れたガラスと入れ替えるという手順です。

分解した障子をドア枠とワイヤーで連結させて枠を組み直し、窓を上げ下げして調整していきます。

ドア本体を枠丁番、ドアクローザーと連結しガラス交換作業の完了です。
YKKはパーツが多いので端折りましたが、細々としたパーツの脱着も含めてぴったり2時間程度の作業時間となりますね。
お客様より、全く外が見えないペアガラスがあれば、目隠しシートを貼らずに済むのですが、とご相談を頂きました。実際、通風ドアには格子付き網戸が付いていますから外から室内はほぼ見えないのですが、どうしても気になる場合は複層真空ガラスなどが目隠しシートを貼ったような外観になり、より見えにくいガラスになりますね。
ペアガラスや網入りガラスに目隠しシートを貼ると熱割れの原因になるのでやめておきましょうね。
ペアガラスはガラス構成も施工方法も様々ですが、当店がしっかり修理致しますのでガラス割れのお悩みは窓助ガラス店までお任せください。