先日、新聞屋さんの店舗ガラスを交換修理してきました!日曜日のため、お客様から「すみません、今日は営業やってないですよね?」とお電話頂きましたが、当店は土日も営業しておりますので、ご安心くださいませ。
いつもはバンで向かいますが、(バンの中に20枚くらいガラスを積んでいるためお伺いがスピーディー)今日中であればいつでも良いですよということでしたので、軽トラにガラスを載せて現場へ直行しました!たまに乗らないとミッション操作を忘れてしまいます。笑

バキバキに割れたガラスは、取り除き方も気をつけて行う必要があります。下手にいっぺんにガラスを取り除いてしまうと、たちまち全てのガラスが地面に落下して、怪我や内装材を傷めることに繋がりかねません。上のガラスは落下しないように養生テープで仮押さえしつつ、少しづつ下の方のガラスを撤去していき、大きなガラス片は必要に応じてガラスカッターで細かく切断して片付けていきます。

汗だくでガラス撤去していると気を遣わせてしまったようで、扇風機をあててくださりました笑、お気遣いに感謝しながら一旦ひと休憩〜

今回はコーキングでガラスをドアに接着してある納まりになりますので、外したガラス押さえに着いたコーキングを綺麗に撤去していきます。新築のときと違い割れ替えでは、ガラスを入れ替えた後にコーキングを打ち替えるため、どれだけ既存のコーキングが綺麗に撤去できるかも仕上がりに影響します。

さて、ガラスを嵌め込み押さえ金物で固定しました。ですが、まだガラスはグラグラなので、ここからバックアップ材(ガラスと枠の隙間を埋めるスポンジのようなもの)を詰めて、マスキングをしていく必要があります。

ガラスと障子枠にぐるりとマスキングテープを貼っていきます。貼ったマスキングテープ同士の隙間にコーキング材を注入する訳ですが、マスキングテープが綺麗に貼れないとコーキングはグネグネになりますから、コーキング前の大事な工程です。
マスキングテープを貼る隙間の間隔は、コーキングナイフの角度が綺麗にあたる位置を探りながら、決めています。その位置を決めたら、親指が障子枠に触れる一定の感覚で真っ直ぐマスキングテープを貼っていきます。

夏場なのでコーキングがすぐに固まるため、固まりはじめる前に素早くコーキングを仕上げました。通常、ドア開閉しても問題ない程度に固まるまで1日はかかりますが、夏場では半日で大丈夫です。半日おけば、ドアを開閉してもガラスがズレたり、コーキングが崩れることはありません。但し、完全に固まるまでの1週間は直接コーキングやガラスに直接触らないようにすることが大切です。
今年は梅雨が早く明けて、猛暑日が続いておりますが、無理せず体調を整えて、今年も暑さに負けず頑張って乗り越えましょう!