玄関欄間すりガラス交換

本日は玄関欄間のすりガラスを交換しました!

ランマガラスは頭上より高い位置にあるガラスで、採光や明かり取りとして設置してあるガラスのことをいいます。

ランマガラスのヒビ割れは、完全に割れると頭上からガラスが降ってくる訳ですから、放置するのは非常に怖い状況です。本当は当店の本日のスケジュールでは、お伺いできる空き時間はなかったのですが、受付時に状況をお聞きするとランマガラスが割れているという危ない状況でしたので、先約のガラス割れ修理作業は他店舗を任せている作業員に任せて、今回の案件を優先してお伺いしました。

それほど、ランマガラス割れは危ない状況です。

お伺いしてみると、やはりといいますか、ガラスがヒビ割れていることでガラスを固定する機能をもつ押しビードが外れかかっていました。このビードが外れたときはガラスがぐらつくようになります。特に今回は開きドア上部に位置するランマガラスですから、ドアの開閉時の振動でガラスが落下することも考えられます。急ぎつつも慎重に押しビードを外していきます。

押しビードを外しただけではガラスの交換はできません。押しビードを外した次は押し縁金物を外す必要があります。押し縁はカエシが付いていて、ランマ枠に上手くはまり固定されていますが、押しビードさえ取れば指で押してあげることでパチッと簡単に外すことができます。そのあとは採寸してガラスカットに入ります。

出張ガラス交換では、ガラスは定寸(W914×H1815)からカットしますが、実はランマガラスのような中途半端に細長いガラスサイズは、カット後余ったガラスは使える機会があまり無い為捨てることになります。中途半端なサイズのガラスを定寸から切って余ったら保管するということを繰り返した結果、使う機会の少ないガラスサイズがどんどん余っていき邪魔になるので、悲しいことに結局捨てることになるのです。当店では、店舗を増やした為に、新人さんのガラスカット練習台にもなっています笑

写真のようにカットしたガラスに吸盤を付けて、ランマ枠にガラスをはめ込んで額縁を取り付けます。曲げガラスにも対応する吸盤のこと業界では「メガネ」と言いがちです。なので、新人さんは「メガネってなんですか?」となりがちなのはあるあるです笑

最後に外した押しビードを付け直しガラスを固定してガラス交換修理の完了となります。

受付ならガラス交換完了までの所用時間は90分ほどになります。30分前後で到着後、ガラス交換作業に1時間前後といったところです。雨の日などは、ガラスカットが滑りやすかったり、地面やガラスも滑りやすいため慎重になりますから、その分時間は加算されます。どちらにしても当店は、なるべく即日修理をできるように体制を整えておりますので、宇部市のガラス割れ修理は当店【窓助ガラス店】までお気軽にご相談くださいませ!

お見積もり・お問い合わせはこちらをタップ!
070-3229-5766